星野リゾート・リート投資法人(HRR)は16日、2014年4月期決算を発表した。
当期(13年11月1日~14年4月30日)の運用状況は、営業収益7億2,500万円(前期比70.7%増)、営業利益3億3,300万円(同48.9%増)、経常利益2億6,500万円(同426.3%増)、当期純利益2億6,400万円(同436.3%増)。1口当たり分配金は1万3,081円(同1万642円増)だった。
当期は、物件の取得に伴う資金の借り入れや、返済期日の到来する資金の借り換え等もなかったことから、新たな資金調達は行なわなかった。一方、13年10月期に取得した資産に係る消費税の還付金による借入金の一部返済や約定弁済があった結果、期末時点の借入金残高は61億7,000万円となり、総資産に占める有利子負債の割合(LTV)は35.5%となった。
なお次期については、営業収益15億6,300万円、営業利益8億8,800万円、経常利益6億9,700万円、当期純利益6億9,600万円、1口当たり分配金1万6,212円を見込む。