不動産ニュース / 開発・分譲

2014/6/20

上野で首都圏第2弾となるリノベーションマンション発売/東急リバブル

「ルジェンテ・リベル上野稲荷町」モデルルーム(専有面積約47平方メートル)。DINKSを想定し、2Kを1LDKに間取り変更。カウンターキッチンを導入するなどした
「ルジェンテ・リベル上野稲荷町」モデルルーム(専有面積約47平方メートル)。DINKSを想定し、2Kを1LDKに間取り変更。カウンターキッチンを導入するなどした

 東急リバブル(株)は、リノベーションマンションブランド「L'GENTE LIBER」(ルジェンテ・リベル)の首都圏第2弾となる「ルジェンテ・リベル上野稲荷町」(東京都台東区、総戸数46戸)の販売を21日から開始する。

 同物件は、東京メトロ銀座線「稲荷町」駅徒歩7分に立地。築26年の賃貸マンション(地上9階建て)を、2014年3月に取得。共用部分と空き住戸の専有部分をリノベーションし、順次販売していく。賃貸中の物件はそのまま賃貸住宅として運用。入居者が退去次第、専有部分のリノベーションを行ない販売する。

 分譲化にあたり、新築物件同様のセキュリティレベルとするため、エントランスにオートロックを設置、木調ルーバーを施すなどリニューアルしたほか、共用廊下と階段等を改修。自転車置き場を59台に増強した。また、分譲化にあたって管理組合も組成する。

 住戸は2Kが中心で、専有面積25~88平方メートル。リノベーションは、スケルトン化して配管類・水回りを交換、2Kを1LDKに変更した。専有面積の小さい住戸はシングル向けとし、壁付キッチンなどで有効面積を拡大。広め住戸はDINKSを意識し、カウンターキッチンやウォークインクローゼットなどを充実させた。

 現在空室の6戸から改修工事を開始。21日には2戸を販売する。いずれも1LDKで、専有面積は37平方メートルと47平方メートル。販売価格は、2,050万円、2,580万円。

 同社の「ルジェンテ・リベル」は、13年5月に兵庫県宝塚市で第1弾を発売。「氷川台」「西宮」と東西4ヵ所で販売中。今後も首都圏・関西圏での仕入れと販売を強化していく。

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