不動産ニュース / 開発・分譲

2014/6/20

エネルギー収支ゼロ目指す実証棟が完成/大成建設

「ZEB実証棟」外観
「ZEB実証棟」外観

 大成建設(株)はこのほど、同社の技術センター(神奈川県戸塚区)において建物単体で年間の1次エネルギー収支がゼロになる「ZEB(Zero Energy Building)実証棟」を完成させた。

 同社では、エネルギー問題や地球温暖化問題を解決するため、オフィスビルが集中する都市部に建設する建設物のエネルギー収支をゼロとする(ZEB化)ことを目指しており、今回運用を開始するZEB実証棟は「都市型ZEB」の第1号物件。
 建築面積は427.57平方メートル、延床面積は1,277.32平方メートル。鉄筋コンクリート造地上3階塔屋1階建て。
 
 実証棟では、新システムの開発や従来技術の効率的な組み合わせにより、徹底的な省エネルギーを図り、年間のエネルギー消費量を一般的なオフィスビルと比べて75%削減。残り約25%は太陽光パネルによる創エネにより賄う仕組みを検証していく。

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