インヴィンシブル投資法人(INV)は23日、ホテルマイステイズ京都四条(京都府京都市)、ホテルマイステイズ新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市)など、ホテル18物件の信託受益権の取得を発表した。取得予定日は7月17日。取得予定価格は399億3,800万円。
従前の首都圏・住居を中心とするポートフォリオによる高い収益の安定性に加え、ホテルにおける収益の安定性および高い成長性を取り込むことで、安定性の向上および成長余地の双方に重点を置いたポートフォリオの構築を目指す。また、ホテル営業に実績のある(株)フレックステイ・ホテルマネジメント、(株)エムジーエイチ・マスターリース、(有)名古屋ホテル・マネジメントとそれぞれ賃貸借契約を締結。賃貸借契約に基づく固定賃料に加えて、各ホテルのホテル営業から生じるGOP(営業粗利益)に連動した変動賃料を受け取る。そのため、GOP上昇時には賃料収入が増加することとなり、さらなる収益向上が期待できるとしている。
今回の取得により同投資法人のポートフォリオは91件、取得価格ベースは1,179億2,700万円。
なお物件取得にあたり、公募による新規投資口の発行と投資口売り出しを実施。公募による新投資口発行口数は104万口、海外売り出し口数は7万151口、オーバーアロットメントによる売り出し口数と第三者割当による新投資口発行口数はそれぞれ、5万5,507口。調達資金額は(差引手取概算額)は238億円を上限とする。