国土交通省は24日、2014年3月末時点における全国および地方公共団体の地籍調査の進捗率を発表した。
地籍調査とは、主に市町村が主体となり、土地の所有者、地番、地目を確認し、境界の位置・面積を測量するもの。対象面積は、全国土面積(37万7,880キロ平方メートル)から国有林・公有水面等を除いた面積。
14年3月末現在での地籍調査の進捗率は全国で51%。DID(国勢調査による人口集中地域)は23%で、非DIDのうち、宅地は53%、農用地は72%、林地は44%。土地が細分化され権利関係が複雑な都市部(DID)と、高齢化が進展している山村部(林地)では44%と進捗率が低い結果となっている。
市町村ごとの進捗率については、ホームページ参照。