三井不動産(株)27日、東京ミッドタウン内に電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)用充電器を125台導入すると発表した。大規模な商業施設に多数の充電器を設置するのは国内初。
今後、国内外の自動車メーカーによるEV・PHVの投入拡大が見込まれる中、利用者の滞在時間が長い都心の商業施設で同サービスを提供。環境配慮型の次世代自動車の普及促進に貢献していく考え。
東京ミッドタウンの時間貸し平面駐車場157台のうち、125台の駐車スペースに、(株)日本電気(NEC)が新たに開発したEV・PHV用壁掛け型普通充電器と壁掛け型充電コントローラーを設置。複数の充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを行なう。NECは三井不動産から同充電設備を借用し、EV・PHV利用者に有料受電サービスを提供する。なおサービスの運営は、EV・PHV向け受電サービスを提供するジャパンチャージネットワーク(株)(横浜市西区、代表取締役社長:武田二郎氏)が行なう。
サービスの開始時期は2014年12月予定。