三菱地所レジデンス（株）は28日、分譲マンション「ザ・パークハウス 多摩センター」（東京都多摩市、総戸数175戸）のモデルルームをオープンした。
同物件は、京王相模原線「京王多摩センター」駅、小田急多摩線「小田急多摩センター」駅徒歩4分、多摩都市モノレール「多摩センター」駅徒歩6分に位置。敷地面積3,657.26平方メートル、鉄筋コンクリート造地上19階建てのマンション。
高圧一括受電と太陽光発電を組み合わせた同社独自のエコシステム「soleco（ソレッコ）」を採用した。一部住戸（15階以上）には、多摩市で初めて、東京ガス（株）の新築集合住宅向け太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO（ソラモ）」のバルコニー設置型を導入。バルコニーに設置した集熱パネルで太陽熱を集め温水をつくることができる。高効率型給湯器の効果と合わせ、従来給湯器と比べて年間ガス使用料を約2万7,200円、年間CO2排出量を約31％削減が見込める。同社において、同システムを導入するのは初。
また、多摩市の分譲マンションでは初となる免震構造を採用。共用部には発電機や簡易無線機・浄水装置等の防災備品を配備、各戸には簡易トイレや手動充電ラジオ等が入った防災バッグを配布するなど、防災面も強化する。
住戸面積は72.41～86.50平方メートル、間取りは3LDK・4LDK。販売開始は2014年7月下旬の予定、販売価格は未定。竣工は15年10月下旬、引き渡しは同年12月下旬の予定。
なお、14年2月18日のホームページ開設以来、6月27日時点で約1,300件の問い合わせがあり、5月24日より開始した事前案内会には約350組が来場した。
