三菱地所(株)は30日、「淀屋橋東京海上日動ビルディング」(大阪市中央区)の竣工を発表した。
旧淀屋橋東京海上日動ビルディングの建替事業として進められていたもの。市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩1分、メインストリートである御堂筋に面して立地する。
地上14階地下2階塔屋1階建て、敷地面積1,586平方メートル、延床面積1万6,647平方メートル。
制震構造を採用し、建築基準法上必要とされる耐震性の1.5倍を確保。非常用発電機などのBCP対応設備を完備するほか、建物外周部には防潮対策を講じ、高い防災性を実現した。また全館LED照明としたほかLow-Eペアガラス等を採用、屋上緑化も実施するなど、環境にも配慮した。
基準階フロアは有効面積約250坪、天井高2.8m、奥行き15~16.5mの無柱空間とし、開放的でレイアウト効率に優れた仕様としている。