不動産ニュース / 政策・制度

2014/7/1

スマートエネルギー都市の推進に向けた補助事業を開始/東京都

 東京都は1日、より一層、低炭素や省エネを推進するスマートエネルギー都市の実現に向け、2014年度より新たに家庭向けに「マンション向けエネルギー管理システム(MEMS)の導入支援」、事業所向けに「中小医療・福祉施設向けの創エネ機器等の導入支援」「中小事業者向けの次世代自動車等の購入に対する支援」の3つの補助事業を開始する。

 家庭向けの「マンション向けエネルギー管理システム(MEMS)の導入支援」については、マンションの管理組合等を対象に、導入に要する経費の2分の1(国の補助を含めた上限)を補助する。申請期間は18年度まで。

 事業所向けの「中小医療・福祉施設向けの創エネ機器等の導入支援」については、中小医療・福祉施設を対象に、ESCO事業(ビルなど建物の省エネルギーに関する包括的なサービスを提供するビジネスモデル)を活用した電気と熱のエネルギーマネジメントを実施すること等を条件に、コージェネレーションシステムや太陽光発電設備および蓄電池設備など、創エネ機器等の導入を補助する。補助内容は設置に要する経費の2分の1(上限1億円)で、太陽光発電設備については2万円/kW)。申請期間は18年度まで。

 事業所向けの「中小事業者向けの次世代自動車等の購入に対する支援」については、中小事業者、個人事業者を対象に、エネルギーマネジメントに資する外部給電可能な次世代自動車(電気自動車・プラグインハイブリッド自動車等)の購入を補助する。補助内容は(1)国の補助制度で定める額の2分の1、(2)電気自動車は25万円、プラグインハイブリッド自動車は20万円、のいずれか低い額。
 ビークル・トゥ・ビルシステム(EV等の蓄電池に蓄電した電力をビルに電力供給するシステム)については、14年4月1日~15年2月28日までに補助対象自動車を2台以上購入・登録する場合に限り、1システム当たり10万円を補助する。申請期間は15年3月13日まで。

 なお、申請受付はすべて1日に開始。また、16日、23日、28日に(公財)東京都環境公社本社(東京都墨田区)で事業説明会も実施する。

 詳細は、東京都ホームページ参照。

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