アパホテル(株)は2日、「アパホテル<上野駅前>」(東京都台東区、総客室数181室)およびアパホテル<京成上野駅前>」(東京都台東区、総客室数286室)を起工した。同社の中期5ヵ年計画「SUMMIT5」始動以降29・30番目の着工。
<上野駅前>はJR「上野」駅より徒歩約4分、東京メトロ「上野」駅より徒歩約7分。敷地面積342.69平方メートル、鉄骨造・地上14階建て。竣工は2016年2月を予定。<京成上野駅前>は「京成上野」駅より徒歩約1分、JR「上野」駅・東京メトロ「上野」駅より徒歩約3分。敷地面積646.23平方メートル、鉄骨造・地上15階建て。竣工は16年3月を予定。
いずれも、全客室に40型以上の大型テレビを標準仕様とし、同社オリジナルベッドやユニットバスを導入する。そのほか、ほぼすべての照明をLEDとし、ガス・コージェネレーションシステムで、排熱を有効利用。また全客室に複層ガラス・遮熱カーテンを採用し断熱効果を高めるなど環境にも配慮する。
同日会見した同社グループ代表の元谷 外志雄氏は、「上野駅前に2棟同時の建設となるが、どちらも新幹線、成田空港、高速道路へのアクセスが良く、競合することなく共存することで高稼働・高収入が見込める」などと述べた。