不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/7/9

営業費用増加などが響き増収減益に/ERIホールディングス14年5月期決算

 ERIホールディングス(株)は8日、2014年5月期決算を発表した。

 同期(13年6月1日~14年5月31日)連結の売上高は125億900万円、営業利益は6億3,500万円、経常利益は6億5,100万円、純損失は4,100万円。13年12月2日に単独移転により設立されたため、前期実績はない。

 増収達成も、人員増強による人件費の増加などの影響で営業利益は51.9%減に。また訴訟に関する和解金等7億2,200万円を損失に計上したことなどにより、最終赤字となった。

 セグメント別では、主力の確認検査業務は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減や、建築計画の遅延・中断発生などにより、下期は検査が減少。売上高74億1,800万円(前期比3.6%増)、営業利益2億6,900万円(同60.4%減)に。
 住宅性能評価および関連事業では、長期優良住宅技術的審査業務が増収となったものの、住宅性能評価業務は戸建関連の売り上げが伸びず、また住宅エコポイント制度の早期終了などもあり、売上高30億円(同4.7%減)、営業利益2億5,600万円(同57.1%減)にとどまった。
 その他では、ソリューション業務の拡大や株式取得により連結子会社となった(株)東京建築検査機構の売上高が加わったことにより、売上高20億9,100万円(同28.9%増)、営業利益1億900万円(同165.2%増)となった。

 次期は、売上高131億3,800万円、営業利益9億200万円、経常利益9億1,300万円、純利益5億4,100万円を見込んでいる。

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