不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/7/15

14年上半期の首都圏マンション、発売戸数は2万戸割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は15日、2014年上半期(1~6月)および6月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 14年上半期のマンション発売戸数は1万9,394戸(前年同期比20.2%減)と、大幅な減少。地域別では東京都8,827戸(同19.0%減)、東京都下1,672戸(同27.2%減)、神奈川県4,598戸(同9.3%減)、埼玉県2,159戸(同35.6%減)、千葉県2,138戸(同20.3%減)。

 初月契約率の平均は78.4%(同0.4ポイントダウン)。上半期としては5年連続の70%台となった。1戸当たりの平均価格は5,010万円(同5.8%上昇)、1平方メートル当たり単価70万7,000円(同5.2%上昇)となり、共に上昇した。

 即日完売したのは1,299戸で、発売戸数の6.7%となった。

 6月の首都圏マンション新規発売戸数は3,503戸(前年同月比28.3%減)と大幅な減少。5ヵ月連続の前年同月割れとなった。月間契約率は76.6%(同5.0ポイントダウン)、前月比でも2.3ポイントダウンした。

 1戸当たりの平均価格は4,830万円(同0.1%下落)、1平方メートル当たりの単価は68万3,000円(同0.4%下落)となった。6月末時点の販売在庫数は3,718戸で、前月末に比べて50戸増えた。

 なお、7月の発売戸数は4,000戸を見込む。

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