平和不動産リート投資法人(HRE)は16日、2014年5月期決算を発表した。
当期(13年12月1日~14年5月31日)は営業収益50億5,900万円(前期比9.6%増)、営業利益21億6,800万円(同8.2%増)、経常利益14億4,500万円(同8.2%増)、当期純利益14億4,400万円(同8.2%増)、1口当たりの分配金1,670円(同16円増)となった。
当期は、「桜通ビルディング」等3物件を取得。当期末時点での運用資産はオフィス28物件、レジデンス60物件、ホテル4物件の合計92物件となった。
一方、従来からの稼働率の維持向上にも注力。特にレジデンスにおいて中長期的な安定稼働や安定収益の確保につなげるために「駒沢公園レジデンスTOWER」の外壁全面リフレッシュや「白山レジデンス」のエントランスリニューアル等を実施。これらの結果、稼働率は96.24%と前期比よりも若干低下したものの、安定的に推移させることができた。
次期については、営業収益50億5,200万円、営業利益21億3,300万円、経常利益14億8,400万円、当期純利益14億8,400万円、1口当たりの分配金1,684円を見込んでいる。