不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/7/29

全国1万5,750棟でアスベスト露出/国交省調査

 国土交通省は28日、建物防災週間(2014年3月1~7日)に実施した各種調査の結果を公表した。春と夏の年に2回実施しているもので、調査は「民間建築物における吹付けアスベスト」などについて、地方公共団体から建築物所有者に報告を求める形で実施した。

 アスベストについては、調査対象は1956~89年までに施工された、おおむね延床面積1,000平方メートル以上の民間建築物27万910棟。報告があった23万4,169棟のうち、アスベストが露出して吹き付けられている建物は1万5,750棟(前回調査:1万5,972棟)、指導により対応済み1万1,107棟(同1万1,205棟)、対応予定973棟(同972棟)となった。

 同省では今後、吹き付けが露出している建築物の所有者に対して対策を求めるよう、地方公共団体に要請する。報告のなかった所有者に対しては継続調査を求めていく。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。