住友不動産販売(株)は31日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)は連結営業収益133億9,000万円(前年同期比5.7%減)、営業利益9億9,000万円(同58.9%減)、経常利益9億9,600万円(同58.7%減)、純利益6億1,700万円(同58.0%減)。
主力の仲介業務では、消費税増税の反動減によりリテール部門で7%強の減収となったものの、リート関連の大型案件があったことから、取扱高2,674億6,600万円(同9.7%増)、営業収益115億2,600万円(同0.6%増)と前年同期とほぼ変わらず。しかし大型案件の原価負担等の増加により、営業利益は15億5,100万円(同44.0%減)と落ち込んだ。
受託販売業務では、竣工・引渡物件が少なかったことなどにより、取扱件数381件(同34.0%減)、取扱高151億7,200万円(同36.3%減)と落ち込み、営業収益4億9,600万円(同30.2%減)、営業利益9,300万円(同47.9%減)に。
不動産販売業務は営業収益9億2,700万円(同39.5%減)、営業利益1,900万円(同80.3%減)。
通期は、連結営業収益693億円、営業利益168億円、経常利益168億円、純利益106億円を見込む。