(株)細田工務店は4日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)の連結売上高は28億5,200万円(前年同期比33.5%減)、営業損失7,800万円(前年同期:営業利益2,700万円)、経常損失1億2,900万円(同:経常損失3,200万円)、当期純損失1億3,400万円(同:当期純損失5,800万円)。
主力の建設事業では、屋上庭園付きの住宅を対象としたキャンペーンや完成現場見学会等を実施。契約率の向上を図った。リフォーム受注については、長期優良化リフォーム推進事業の補助金が利用できる耐震工事の受注に注力し、顧客の開拓に努めた。
不動産事業は、前期より繰り越した物件、ならびに新規分譲物件の早期販売を目指し、インターネットを中心とした広告活動を展開。会員組織「グローイング倶楽部」の拡充にも努めるなど幅広く集客活動を行ない、成約率の向上を図った。これら取り組みの結果、販売棟数が減少したこと等により連結売上高については減収となったが、売上総利益は改善した。
なお通期については、連結売上高204億100万円、営業利益5億5,100万円、経常利益2億1,700万円、当期純利益1億9,400万円を見込む。