不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/8/7

賃貸事業好調もマンション計上戸数減などにより減収減益/住友不動産15年3月期第1四半期決算

 住友不動産(株)は7日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~6月30日)は営業収益1,884億8,000万円(前年同期比8.4%減)、営業利益413億8,600万円(同3.4%減)、経常利益357億7,700万円(同2.2%減)、当期純利益225億7,500万円(同1.6%増)。

 不動産賃貸事業では、「住友不動産千代田ファーストウイング」や「住友不動産元赤坂ビル」の通期稼働が寄与し、営業収益692億9,700万円(前年同期比1.1%増)、営業利益261億500万円(同6.9%増)の増収増益に。
 不動産販売事業では、大型タワーマンションの竣工が多かった前年同期に比べて計上戸数が減少した結果、営業収益669億円(同24%減)、営業利益151億1,400万円(同10.1%減)。
 不動産流通事業でも消費税増税による駆け込みの反動減で仲介件数が8,859件(同3.6%減)にとどまった結果、営業収益119億6,200万円(同2.1%減)、営業利益30億400万円(同46%減)と落ち込んだ。

 通期については、営業収益8,100億円、営業利益1,650億円、経常利益1,350億円、当期純利益770億円を見込む。

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