(株)青山財産ネットワークスは8日、2014年第2四半期決算を発表した。
当期(14年1月1日~6月30日)は、連結売上高42億1,200万円(前年同期比164.7%増)、営業利益1億4,400万円(前年同期:営業利益7万円)、経常利益1億8,100万円(同:経常損失700万円)、純利益1億1,900万円(前年同期比287.0%増)。
営業収益の区分別業績は、財産コンサルティング収益が10億円(前年同期比23.1%増)。不動産取引収益は、収益不動産の購入コンサルティングの成約等に伴い、25億4,100万円(前年同期:1億1,200万円)。
サブリース収益は6億2,200万円(前年同期比5.3%減)。その他収益は、不動産特定共同事業法に基づく不動産共同所有システム「ADVANTAGE CLUB」の新規商品として「神田外堀通り」を組成し、それに関する契約事務手数料収入と全国ネットワーク会費等により、4,800万円(同420.4%増)となった。
通期は売上高70億6,000万円、営業利益2億6,000万円、経常利益2億5,000万円、純利益2億3,000万円を見込む。
なお、業績を勘案し、剰余金の配当を決定。基準日を6月30日とし、1株当たり5円の配当を実施する。
併せて、14~18年度の5ヵ年を対象とした中期経営計画を発表。財産コンサルティングビジネスの確立と普及に務めるとともに、不動産ソリューションサービスの拡充やM&A専業会社との連携強化による事業承継コンサルティングの拡充などに注力していくことで、売上高104億円(2013年比63.2%増)、営業利益11億円(同587.5%増)、経常利益10億5,000万円(同639.4%増)、純利益9億4,000万円(同367.6%増)を目指す。