日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は20日、2014年6月期の決算説明会を開催した。
当期(14年1月1日~6月30日)は、営業収益137億3,400万円(前期比1.0%増)、営業利益64億2,500万円(同0.9%増)、経常利益50億7,300万円(同3.5%増)、純利益50億7,200万円(同2.4%増)、1口当たり分配金は6,150円(同144円増)と、増収増益、分配金増額を達成した。
当期、物件の取得はなく、内部成長に注力。新規誘致が進み稼働率97.8%を達成。リファイナンスについても有利子負債コストの圧縮と長期固定化を推進した結果、増収増益達成となった。分配金は5期連続の6,000円台達成。
説明にあたった同社代表取締役の大久保 聡氏は、「ポートフォリオの回復基調は今後も続くと見ている。内部成長を進めていくと共に、投資対象を厳選した上で外部成長も進めていきたい」と語った。
次期は、営業収益138億7,900万円、営業利益63億4,800万円、経常利益50億9,900万円、純利益50億9,800万円、1口当たり分配金6,180円と、引き続きの増収増益の見込み。