不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2014/8/21

札幌と那覇でホテル2物件を取得/JHR

新規取得する「メルキュールホテル札幌」外観
新規取得する「メルキュールホテル札幌」外観
「メルキュールホテル沖縄那覇」の外観
「メルキュールホテル沖縄那覇」の外観

 ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)は20日、ホテル2物件の不動産信託受益権の取得を決めた。

 今回取得するのは「メルキュールホテル札幌」(札幌市中央区、全285室)、「メルキュールホテル沖縄那覇」(沖縄県那覇市、全260室)。

 「札幌」は築5年、市内繁華街のすすきの地区の中心部に位置し、札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅徒歩2分と交通利便性の高さが特徴。敷地面積2,016.27平方メートル、延床面積1万6,145.79平方メートルで鉄骨造地上15階地下1階建て。取得価格は60億円。取得先は三井不動産(株)

 「沖縄那覇」は、築4年、那覇空港から車で約10分に位置するアクセスに優れた立地で、国内外からのレジャー需要の取り込みが見込めると判断した。敷地面積2,860.69平方メートル、延床面積1万884.25平方メートルで鉄筋コンクリート造地上14階建て。取得価格は30億円。取得先は壺川合同会社。

 両物件ともに20日に売買契約を締結し、引き渡しは9月30日を予定する。

 両物件の取得後のポートフォリオは35物件、取得価格総額1,734億2,900万円となる。

 なお、今回の物件取得に併せて新投資口の発行と投資口の売り出しを実施する。公募による新投資口発行口数は17万口、引受人の買取引き受けによる売り出し口数は17万口、オーバーアロットメントによる売り出し口数は1万7,000口。調達資金(差引手取概算額)は89億9,300万円。

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