不動産ニュース / 開発・分譲

2014/8/21

神戸「西神中央」のマンションで、自立運転型エネファームを全戸採用/阪急不動産

「ジオ西神中央」完成予想図
「ジオ西神中央」完成予想図

 阪急不動産(株)は21日、新築分譲マンション「ジオ西神中央」(神戸市西区、総戸数205戸)のモデルルームを9月下旬にオープンすると発表した。

 同物件は、2013年度の国土交通省「建築物省CO2先導事業」に採択されており、全国で初めて自立運転機能を持つ燃料電池「エネファームtype S」を全戸に標準採用する。マンション全体で年間約1.4tのCO2排出量削減につながるほか、停電時の自立運転および発電時の発生熱を給湯に利用できる。入居者の年間光熱費も約30%削減できるという。

 このほか、Low-E複層ガラスの採用やHEMSの導入などにより低炭素建築物認定も取得。マンション屋上には太陽光発電パネルを設置し、売電収入を入居者向けのエコ啓発活動に充てるなど、ハード・ソフト両面で環境負荷低減を図る。

 また、同物件にはNPO法人ぴっぴ(神戸市西区、理事長:山口 紀美子氏)が運営する「保育ルームぴっぴ」が入居。マンション居住者に対して毎日保育の利用優先枠や割引を設ける。地域に開放した子育て活動を、保育ルームぴっぴやマンション共用部の集会室で実施することで、近隣住民とマンション居住者の交流促進の役割も担う。

 物件は神戸市営地下鉄西神・山手線「西神中央」駅より徒歩4分。敷地面積6,000.10平方メートル、延床面積2万1,824.20平方メートルで、鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て。専有面積は70.04~107.21平方メートル、間取りは2LDK+納戸~4LDK。竣工は16年春頃の予定。販売価格および戸数は未定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。