不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/8/25

中計・最終年度は「仕入れ・販売の平準化」に注力/サンセイランディック

 (株)サンセイランディック代表取締役の松﨑隆司氏は22日会見し、2014年12月期第2四半期決算説明と今後の展開等について語った。

 当期(14年1月1日~6月30日)は、連結売上高39億5,800万円(前年同期比10.7%増)、営業利益5億4,700万円(前年同期:営業損失1億300万円)、経常利益4億6,700万円(同:経常損失1億4,500万円)、当期純利益2億7,800万円(同:当期純損失1億200万円)。主力の不動産販売事業において、全体的に利益率が増加したため、売上総利益が大幅増。営業利益、経常利益、四半期純利益が黒字転換し、平準化が進んだ。

 一方、12年を初年度とする3年間の中計については、若手の早期育成を目的に、仕入販売を一貫して行なう兼業チームを設置し、仕入れ・販売の平準化による効率的営業体制確立と個の成長を両立できる組織づくりに注力。新規チャネルからの情報量の拡大、パイプ強化、成約率の向上を課題に挙げ、販売用不動産の仕入れを強化するとした。

 今後の経営方針について松﨑氏は、「15年1月1日以降の相続税増税による売却ニーズを確実に取り込んでいきたい。また、人材育成に主眼をおいて次の中期計画に向けた展開に取り組み、新規チャネルへのアプローチにより潜在的なニーズを含めた底地市場の開拓を進めていく」などとコメントした。

 なお通期については、売上高120億8,800万円、営業利益10億5,900万円、経常利益8億5,400万円、当期純利益5億1,700万円を見込む。

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