不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/8/29

「違法貸しルーム」の建基法違反、1,000件超える/国交省

 国土交通省は29日、国および地方公共団体に通報があった「違法貸しルーム」の立入調査の結果(2014年7月31日時点)等を公表した。

 調査対象物件数は、2,001件(前月末比67件増)。このうち、調査中は757件(同34件増)。建築基準法違反が判明したのは1,012件(同26件増)、違反なしは76件(同変動なし)だった。

 建築基準法違反が判明した物件のうち、是正指導準備中は25件(同15件減)、是正指導中は940件(同35件増)、是正済みは47件(同6件増)。調査開始時点で閉鎖もしくは別の用途だった物件は156件(同7件増)。

 最も調査物件対象数が多い東京都は1,552件となり、調査中の物件は582件、建基法違反は833件。そのうち是正指導中の物件は778件だった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。