不動産ニュース / その他

2014/9/4

JREIT市場は堅調に推移。時価総額8兆8,000億円に/ARES

 (一社)不動産証券化協会は4日、第76回理事会を開催した。

 理事会では、平成26年度からの組織変更に合わせ、同協会の委員会等の改正を決定した。また、平成27年度税制改正の要望項目の進捗状況を報告した。

 税制改正については、(1)投資法人および特定目的会社等における税会不一致による二重課税の防止、(2)投資法人、特定目的会社および特例事業者等が不動産を取得する場合の登録免許税、不動産取得税の軽減措置の延長、(3)特定の事業用資産の買換え特例措置の延長、(4)投資法人、特定目的会社および特例事業者等が「物流施設(倉庫等)」を用途とする不動産を取得した場合の登録免許税・不動産取得税の軽減措置の拡充を要望する。

 理事会後会見した同協会会長の岩沙弘道氏は、「引き続きJREIT市場は堅調。8月末時点で時価総額8兆8,000円となった。今後もさらなる不動産投資市場の拡大に向け、税制改正要望など関係各所へ働きかけていく」と述べた。
 また、投資対象の多様化について「物流施設は去年ほどではないものの比較的順調で、今後は日本の色々な場所で次世代ロジスティックスは厚い需要があるだろう。スピード感をもって整えていかねばならない。ヘルスケアリートについてもガイドラインが公表され本格的に投資対象となってきた。すでに環境は整いつつある。多少の前後はするものの、来年の頭までには目に見える形になってくるのではないか。加えて病院を対象にしたリートも検討され始めているようなので、政府の動きに協力していきたい」と語った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。