不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/5

住宅ローン借入先、「自分で探した」人ほど金融リテラシー高く/オールアバウト、SBIモーゲージ調査

 (株)オールアバウトとSBIモーゲージ(株)は4日、住宅ローンに関する共同調査の結果を発表した。1都3県に在住する過去3年以内に住宅ローンを組んで住宅を購入した30~50歳代の男性を対象にインターネット調査を実施。有効回答数は636件。

 借入先について「自分で探した金融機関」で借りた人は297人、不動産事業者などから「紹介された金融機関」で借りた人は339人。借入金利を、「小数点以下まで把握している」という回答は「自分で探した」場合が42.1%を占めていたが、「紹介された」場合は31.9%にとどまった。定期預金や市場金利変動のチェック、投資など、家計回りでの活動を行なっている割合も、「自分で探した」人が、「紹介された」人を10ポイント程度上回っていることもわかった。

 両社では、「自分で住宅ローンの借入先を探して選んだ人は、必要な金融の知識や情報を取得して主体的に判断できる金融リテラシーが高いことがわかった」と分析している。

 また、「自分で探した」人の15.5%が今年4月の消費増税のタイミングでローンの借り換えを実施していたこともわかった。借り換えを検討中だという回答と合わせると35.7%となり、「紹介された」人の17.7%を大きく上回った。

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