国土交通省は10日、2014年7月の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。
同月の建設工事受注高は6兆6,095億円(前年同月比8.3%増)と8ヵ月連続の増加となった。うち、元請受注高は4兆6,057億円(同9.9%増)、下元請受注高は2兆38億円(同4.8%増)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆7,097億円(同24.1%増)と、新しい推計方法を開始した13年4月以降16ヵ月連続で増加となった。民間等からの受注高は2兆8,960億円(同3.0%増)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆5,774億円(同21.0%増)。うち国の機関からの受注は4,723億円(同21.8%増)、地方の機関からの受注は1兆1,051億円(同20.6%増)だった。
民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は6,108億円(同29.9%増)だった。