不動産ニュース / その他

2014/9/11

アメリカのオフィスビルがLEED認証Silver取得/三菱地所

 三菱地所(株)は10日、同社のアメリカ子会社で不動産の開発、保有、投資マネジメント事業等を展開するロックフェラーグループ・インターナショナル社が保有する旗艦ビル「1221 Avenue of the Americas」(アメリカニューヨーク州)が、LEED認証でSilverを取得したと発表した。

 LEED認証とは、Leadership in Energy and Environmental Designの略で、米国グリーンビルディング協会が開発・運用する、環境に配慮した建物に付与する任意の認証制度。多岐に渡る項目に対し、環境負荷や省エネ性能の観点から評価し、Platinum、Gold、Silver、Certifiedの4段階で認証する。同認証取得によりテナントリーシング上の競争力が向上し、資産価値の価値の向上に繋がるとされている。

 同物件は、1972年の竣工。敷地面積1万75平方メートル、建物賃貸可能面積23万9,488平方メートル。地上51階地下5階のオフィスビル。2009年にすでに同認証でCertifiedを取得していたが、今回、水利用効率の向上等が評価されSilver認証の取得に至った。

 三菱地所グループは、今後アメリカ事業においてもLEED認証の取得を含め、環境負荷や省エネ性能に配慮した取り組みを進めていく方針。

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