不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/24

オフィスビルのエネルギーコスト、震災前に比べ24%上昇/ザイマックス調査

 (株)ザイマックスは19日、「オフィスビルエネルギー消費量およびコストに関する調査」の結果を発表した。
 同グループが運営する首都圏の賃貸オフィスビルで蓄積してきたエネルギー(電気、ガス、冷水・温水・蒸気、重油等) データを利用。各月のエネルギー消費量、エネルギー単価、エネルギーコストの推移を調査、2010年12月時点の数値を100として、過去1年間の平均値を指数化した。調査対象は有効なデータを得られた約100棟。

 14年春季(4~6月)のエネルギー消費量は126.0MJ/平方メートル・月。震災前の10年春季に比べると、約18%減少。震災直後の11年春季は10年と比べて28%減少し、12年以降については18~19%減で推移している。

 同期のエネルギー単価は、2.52円/MJと、10年に比べて51%上昇。10年半ばから一貫して上昇している。また、エネルギーコストは311.3円/平方メートル・月となり、10年に比べ24%の上昇を示した。消費量の減少以上に単価上昇の影響が強く表れており、春季では4年連続の上昇となった。

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