大手マンションディベロッパー7社で構成する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は25日、2014年度の「住んでみたい街アンケート」の結果を発表した。調査期間は14年6月19日~7月13日、調査対象は参加7社の新築マンション情報インターネット会員約69万人と、メジャーセブンサイト上でのアンケート回答者で、現住所が首都圏・関西圏の人を抽出して集計した。有効回答件数は首都圏4,777人、関西圏1,181人。
首都圏の「住んでみたい街」ランキングは、「吉祥寺」が7年連続でトップ。2位「自由が丘」、3位「横浜」と、トップ3に変動はなかった。以下、4位「恵比寿」(前年6位)、5位「広尾」(同5位)と続き、昨年同様上位にランクインした。また、9位「品川」(同13位)、15位「新宿」(同20位)、18位「三鷹」(同21位)といった地域が順位を上げ、品川については一昨年の24位、昨年の13位からのトップ10入りとなった。
トップの吉祥時は、商業施設の充実や公園・自然の豊かさが評価され、自由が丘や横浜はおしゃれな雰囲気を理由として挙げる回答が多かった。順位を上げた品川は高級感やステータス感、新宿は飲食店の充実や活気が高く評価された。「住んでみたい沿線」については、品川や新宿を通るJR山手線がトップとなった。
一方、関西圏の1位は「西宮」。昨年の調査で初めてトップになってから2年連続でトップに立った。2位は「芦屋」(同2位)、3位「梅田」(同4位)と続いた。トップの西宮は交通利便性の高さや商業施設の充実が住んでみたい理由として挙がり、芦屋はステータス感、梅田は利便性、活気などで人気を集めた。
また、昨年9位の「千里中央」が、今年は6位にランクアップ。利便性やまち並みのきれいさがポイントになった。