三菱地所グループは26日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で記者懇親会を開催した。
会の冒頭、三菱地所(株)取締役会長の木村惠司氏は「景気回復が思ったほどに期待できない状況で人口減少が進む中、日本の経済成長をどのような形で行なっていくのかは大きな課題。できれば、政府には大胆な対策をもって取り組んでほしい。
そんな中でわれわれは未来型の都市づくりや国際都市への形成といった取り組みを進めているところである。
東京オリンピックをうまく活用し、都市繁栄、地方創生の両輪で進めれば日本経済の発展、さらには経済・産業においてアジアの中心なっていける」と挨拶した。
また、同社取締役社長の杉山博孝氏が同グループの長期ビジョン「BREAKTHROUG2020」を含めた事業報告を行なった後、ビル事業部・海外事業部、商業施設・物流施設・住宅事業など主要な事業についてそれぞれの事業部が取り組みを紹介した。