(株)フージャースコーポレーションは26日、2014年3月に竣工した分譲マンション「デュオヒルズ府中多摩川」(東京都府中市、総戸数187戸)を報道陣向けに公開。販売状況などを説明した。
同物件は京王線「中河原」駅徒歩24分、同「聖蹟桜ヶ丘」駅バス7分、バス停より徒歩6分に立地。敷地面積7,224.16平方メートル、鉄筋コンクリート造地上8階建て。敷地は東西に長く、全戸南向きの住戸配置を実現。多摩川の水辺や大型商業モールに近く、自然や生活利便性に優れている。聖蹟桜ヶ丘駅との間に入居者専用シャトルバスを走らせるなど、交通利便性にも配慮。高圧電力一括受電の導入やスマートメーターの採用など、環境負荷低減の工夫も施した。
13年9月の1期販売(専有面積約65平方メートル台から、販売価格2,400万円から)以来、150戸超を販売。都内で2,400万円台からという価格帯でファミリーマンションが購入できるコストパフォーマンスの高さが追い風になった。
契約者の平均年齢は40.5歳、30~34歳が20%を占めて最多。従前住所については、府中市内が34%で、近隣の多摩市・日野市・調布市・国立市で20%となっており、残りの約46%が中広域からの集客となっている。
世帯人数は平均2.6人で、2人世帯38%、3人世帯28%となった。また、シングル層が14%と郊外ファミリーマンションとしては多いのも特徴。シングル購入者の7割は男性だという。「シングル男性は、将来の結婚を見据えてファミリータイプのマンションを購入されているようだ。広さと価格、さらに独身で老後を迎えた場合を見据えてファミリーマンションを選択するケースもある」(同社営業本部課長代理・山口泰隆氏)。
10月上旬に発売する最終期1次(9戸)の販売価格は2,700万~3,600万円台。専有面積70.67~87.98平方メートルで、販売坪単価は約140万円。