(一社)日本住宅協会は、「国際居住記念賞」の公募を開始した。
同協会では、国連が1987年に定めた国際居住年を契機として、88年に「国際居住記念基金」を設立。「国際居住年記念賞」をはじめとする各種の国際交流事業を実施してきた。
「国際居住記念賞」は、主として開発途上国等における居住環境問題の改善に貢献した団体の功績を顕彰し、今後の活動を奨励する目的で実施しているもの。受賞者の対象となるのは、多年に渡り、主として開発途上国において地域住民と協働し、指導的立場で草の根レベルでの居住環境改善に向けた国際協力活動を展開している日本国内のNGO等の団体。
なお、「記念賞」は原則1団体。その他に国際居住年記念事業運営委員会が今後の活動に期待できるものと認めた団体には「奨励賞」を授与することがある。賞金は「記念賞」が300万円、「奨励賞」が100万円。
公募期間は12月1日まで(17時必着)。応募者全員に結果を通知する他、受賞者については、同協会発行の機関紙「住宅」およびウェブ上で活動概要等を掲載する予定。
詳細はホームページ参照。