不動産ニュース / その他

2014/10/8

旧ライブドア不動産のヴィンテージが破産

 ヴィンテージ(東京都港区、代表:奥野喜彦氏、資本金1億500万円)は東京地方裁判所に自己破産を申請、このほど破産手続き開始決定を受けた。

 同社は1977年の創業。80年に法人に改組し、中堅金融業者として事業をスタート。不動産担保金融、不動産売買などを手掛けていた。2005年に(株)ライブドアフィナンシャルホールディングスが株式を100%取得したことでライブドアグループ入りすると共に、(株)ライブドア不動産へ商号を変更。05年3月期には売上高23億1,900万円を計上していた。
 しかし06年のライブドア事件発覚後、経営体制の見直しが進められ、08年には投資ファンドに同社株式を譲渡。同ファンド参加で事業を継続していたが、10年の日本振興銀行倒産の影響もあり、同社を取り巻く環境が悪化していた。ここ数年は実質的な活動を行なっていなかった。

 申請時の負債は約66億3,000万円。

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