森ビル(株)は12日、シンガポールのマリーナベイに駐在員事務所を新設する。
著しく経済成長する東南アジアで、不動産投資や開発、コンサルティングなどの事業推進に向けた情報収集と調査研究活動の拠点とする。
同社は、2008年に上海で竣工した「上海環球金融中心」をはじめ、これまでに最高水準の施設を中国で提供し、質の高い都市開発・運営事業やコンサルティング事業を展開してきた。13年には中国に加え、新たな東南アジアを中心にした成長都市でのビジネスチャンスを獲得するため、海外事業部を新設している。
今後は、現在の上海、大連、ソウル、香港の4拠点に加え、東南アジアに事業を拡大していく。なお、シンガポール駐在員事務所の名称は、Mori Building Co., Ltd.Singapore Representative Office。