不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/10/30

東京Aグレードオフィス、10四半期連続上昇加速フェーズに/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は、2014年第3四半期の世界主要都市のオフィス賃料動向を示す「不動産時計(プロパティクロック)」を発表した。賃料動向を時計に見立て、その都市の賃料が「下落の加速」「下落の減速(底入れ)」「上昇の加速」「上昇の減速(頭打ち)」のどこに位置するかを示すもの。

 東京のAグレードオフィス賃料は「上昇加速」。10四半期連続での「上昇加速」フェーズとなった。
その他の上昇加速フェーズの都市は、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、北京だった。

 同社リサーチ事業部長の赤城威志氏は、「まとまった空きスペースが不足している東京Aグレード市場においては、賃料上昇圧力に変化はなく、引き続き良化傾向を示すものと考えられる」とコメントしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。