不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/5

8店舗を出店。上場以来最高の業績に/ハウスコム15年3月期第2四半期決算

 ハウスコム(株)は5日、2015年3月期第2四半期決算の説明会を開催した。

 当期(14年4月1日~9月30日)の営業収益は39億4,100万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は1億1,700万円(前年同期:営業損失1億4,400万円)、経常利益は1億2,200万円(同:経常損失9,700万円)、当期純利益は6,300万円(同:当期純損失7,600万円)と、増収増益。営業収益および各利益は上場以来の最高額を達成した。

 期初に予定していた8店舗を上期中に出店し、事業拡大の基盤を強化。また、WEBなどへの露出を増やしたことで反響数が6.3%増加した。さらに、現場に権限を移すブロック制を順次導入するといった営業強化や、のれん分けFCの仕組みを構築するなど新市場の開拓をした結果、当期末時点での仲介件数は2万8,876件(前期比1,569件増)、直営店舗数は140店(同7店舗増)、従業員数は872人(同52人)となった。

 下期にはさらに2店舗を出店する予定で、通期の営業収益は86億3,700万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は4億6,500万円(同38.9%増)、経常利益は7億9,300万円(同7.8%増)、当期純利益は4億2,700万円(同6.2%増)を見込んでいる。

 同社代表取締役社長の田村 穂氏は、「消費税率引上げによる駆け込み需要の反動減もみられたが、累計ではほぼ前年並みを維持し、賃貸仲介の需要は底堅さを認識した。下期では追加出店も予定しており、さらな事業規模拡大に努めていく」等と話した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。