(株)リロ・ホールディングは6日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~9月30日)は連結営業収益768億3,000万円(前年同期比30.0%増)、営業利益40億500万円(同17.2%増)、経常利益43億8,300万円(同12.1%増)、当期純利益28億100万円(同9.9%増)。
国内の住宅分野では、借上社宅管理業務アウトソーシングサービスの管理戸数を積み増したほか、転勤者への支援体制を強化したことなどから転居支援サービス「リロネット」の利用が増加した。賃貸管理事業においては、受託営業に力を入れて管理戸数を増やしたことで仲介や工事といった付随する収益も増加した。これらの結果、国内事業は営業収益632億200万円(同35.9%増)、営業利益38億3,400万円(同16.4%増)となった。
海外事業については、赴任者の持家を管理するリロケーションサービスの管理戸数が増加。一方で新規取得した北米のサービスアパートメントホテルにおいて、リノベーション工事期間中の稼働率が低調だったことが減益圧力になった。結果、営業収益121億6,800万円(同9.2%増)、営業利益6億6,000万円(同0.3%減)。
なお通期業績については連結営業収益1,520億円、営業利益84億5,000万円、経常利益93億円、当期純利益58億円を見込む。