住友不動産販売(株)は7日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~9月30日)は連結営業収益311億8,800万円(前年同期比6.1%増)、営業利益49億1,900万円(同20.5%減)、経常利益50億5,500万円(同18.4%減)、当期純利益31億9,600万円(同58.0%減)。
主力の仲介業務では、リテール部門が消費税増税の反動減を受け取扱件数が減少したが、ホールセール部門は大型案件の取引が増加。取扱件数は1万6,877件(同2.9%減)となったが、取扱高5,102億300万円(同6.2%増)、営業収益249億4,800万円(同1.7%増)。営業利益は、大型案件の原価負担等の増加により57億2,200万円(同17.8%減)と落ち込んだ。
受託販売業務では、首都圏の竣工・引渡物件が大幅に増え、取扱件数1,180件(同35.6%増)、取扱高497億2,600万円(同43.3%増)、営業収益15億6,300万円(同43.8%増)、営業利益3億600万円(同2.1%増)となった。
通期では、連結営業収益693億円、営業利益168億円、経常利益168億円、純利益106億円を見込む。