不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/11

入居率向上で黒字定着、賃貸事業は営利54%増/レオパレス21 15年3月期第2四半期決算

 (株)レオパレス21は7日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,330億3,700万円(前年同期比0.6%増)、営業利益60億8,700万円(同13.4%増)、経常利益55億4,600万円(同26.7%増)、当期純利益50億6,600万円(同29.2%増)。

 主力の賃貸事業は、入居率向上による安定的な黒字化が定着、当期末の入居率は86.33%(同2.05ポイント増)となった。また、直営拠点・FC・協力不動産業者の店舗網を活用した入居者確保、部屋のカスタマイズサービスやホームセキュリティ整備など、入居者向けサービスを拡充。長期入居促進や法人営業のさらなる強化、留学生の取り込み、管理コスト削減等を図った結果、売上高1,974億3,200万円(同2.9%増)、営業利益95億6,100万円(同54.2%増)を計上した。

 建築請負事業については、高入居率が見込める三大都市圏に集中したアパート供給、耐震性・遮音性等に優れた商品の投入、高齢者施設・商業施設・注文住宅等の土地活用ニーズに対応できる建築バリエーションの拡大等を図り、総受注高は440億2,500万円(同6.0%減)、期末の受注残高は573億6,900万円(同8.6%増)に。同セグメントの売上高は246億5,000万円(同19.0%減)、営業損失は13億7,400万円(前年同期:営業利益9億7,000万円)となった。

 なお通期では、連結売上高4,935億円、営業利益145億円、経常利益130億円、当期純利益120億円を見込む。

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