不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/12

不動産投資事業の売却益が寄与。純利益で過去最高益達成/日本商業開発15年3月期第2四半期決算

 日本商業開発(株)は12日、2015年3月期第2四半期決算の説明会を開催した。

 当期(14年4月1日~9月30日)は、連結売上高92億2,000万円(前年同期比110.6%増)、営業利益15億8,000万円(同124.8%増)、経常利益12億6,500万円(同179.4%増)、当期純利益7億6,400万円(同185.5%増)で大幅な増収増益を達成。

 主力の不動産投資事業は、「JINUSHIビジネス」での「ライフ玉造店」(大阪市東成区)、「アコーディア・ガーデン調布」(東京都調布市)など4案件の売却益が寄与。売上高は、90億2,447万7,000円(同116.6%増)、営業利益は19億5,102万3,000円(同98.9%増)。

 同社は、ケネディクス(株)が設立する商業施設特化型のJREIT事業に参画すべく、10月3日にケネディクス社とサポート契約を締結。年間100億円以上を目標に「JINUSHIビジネス」を商業REITに組み入れる方針。また、売却先の多様化と資金調達の拡大により、さらに仕入を加速し、過去最高レベルの増収・増益の実現を目指す。

 説明会で、同社代表取締役社長の松岡哲也氏は「過去最高益の達成は、アベノミクスや日銀の金融緩和などいろいろな要因が挙げられるが、基本的には『JINUSHIビジネス』の安全性が理解された結果だと考えている。今後は投資エリアを全国に広げ、小さな投資先を積み重ねることで安全な商品を供給していきたい」などと抱負を語った。

 なお通期では、連結売上高160億円、営業利益31億4,000万円、経常利益24億6,000万円、当期純利益14億7,000万円を見込む。

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