不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/17

消費税増税の反動減が影響し、増収減益に/アールシーコア15年3月期第2四半期決算

 (株)アールシーコアは14日、2015年3月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(14年4月1日~9月30日)の連結売上高は60億8,600万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は3億3,700万円(同25.4%減)、経常利益3億3,900万円(同25.7%減)、当期純利益は2億700万円(同26.6%減)。

 当期は今後の成長のための戦略的な費用投下を方針として「商品力・営業力の強化」のための施策を展開。商品力の強化として、価格競争力を高めるとともに透明性の高いリーズナブルな価格を実現する取り組みのほか、キット部材のプレカット化などで向上加工度を高め、納期短縮およびコスト低減に努めた。
 
 営業力強化については、営業員に対する資格制度を整え、集中研修を開始。また、同社主導で全国の販社営業の一部を一括して採用、教育する営業増員策をスタートした。
 
 消費税の駆け込み需要の反動減により、契約高は41億6,500万円(前期比27.%減)に。藤沢展示場が寄与したものの、受注不振からくるブランドロイヤルティ収入減や納工期長期化等の影響から売上高は微減。販売管理費の伸びは抑えたが、ロイヤルティ収入減や原価増加等の影響から減益となった。

 通期では売上高127億円、営業利益3億円、経常利益3億円、当期純利益は2億4,000万円を見込む。
 
 同社代表取締役社長の二木浩三氏は今後について「当社の根幹となるログハウスを軸としたマーケティングと商品戦略を展開していく」と語った。

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