不動産ニュース / 開発・分譲

2014/11/17

東京・目白駅前に地域密着型の商業施設/NTT都市開発

「トラッド目白」外観。豊島区(旧染井町)が発祥といわれるソメイヨシノをシンボルツリーとして植えている
「トラッド目白」外観。豊島区(旧染井町)が発祥といわれるソメイヨシノをシンボルツリーとして植えている
(株)三越伊勢丹フードサービスが運営する新業態のペーカリーカフェ&バー「シェフズベーカリー」
(株)三越伊勢丹フードサービスが運営する新業態のペーカリーカフェ&バー「シェフズベーカリー」

 NTT都市開発(株)は、地域密着型の商業施設「トラッド目白」(東京都豊島区)を20日に開業する。17日、プレス向けの内覧会を開催した。

 同施設は、JR「目白」駅前に立地する、地上4階地下2階建ての商業施設。敷地面積1,676.63平方メートル、延床面積7,570.31平方メートル。

 敷地北側の住宅地と駅をつなぐ1階通路や、地下道に直結した地下1階エントランス、3~4階への専用エントランス、目白通りから直接2階にアクセスできるエスカレーターなど、各フロアが路面の延長として地域とつながることを意識した店舗配置と動線計画を採用。外構や外壁、共用部には緑を積極的に用いた。

 地下2階は「文化発信ゾーン」と位置付け、日本有数のバレエカンパニーのスタジオを設置。地下1~2階は「コミュニティ育成ゾーン」とし、16の飲食・物販・スーパーマーケット、クリニック、こども英会話スクールが出店する。3~4階にはウェディング・バンケットを設け、目白に新しい来場動機を創出する「イメージ創造ゾーン」としている。

 また、地域と連携してさまざまなイベント、ワークショップ等を企画・開発するコミュニティスペースを確保、地域との連携を図る。施設案内を兼ねたフリーペーパーの発行、地域サポーターによるSNSを活用した情報発信等も行ない、目白のまち全体への来街動機を促していく。
  
 初年度の目標来場者数は200万人、売り上げ30億円を目指す。

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