不動産ニュース / 開発・分譲

2014/11/18

戸建て業務を新たな成長ドライバーに売上高2,000億円目指す/オープンハウス

 (株)オープンハウスは、不動産販売事業における戸建業務を、新たな成長ドライバーとして注力していく。

 同社の不動産販売事業における戸建て業務は、2014年9月期決算で売上高661億円(前年度比12.7%増)と、同社売上高(約1,121億円)の約6割を占めている。地域の不動産流通会社等からの安定的な仕入れルートを確立し、14年度の販売戸数も1,367戸(同181戸増)と増加した。ただ、14年度は販売は順調だったものの、一部物件の工事遅延で引き渡しの期ずれが発生していた。

 しかし、首都圏一帯で戸建住宅約2,200棟を施工する(株)アサカワホームを15年1月に子会社化することで、施工能力が大幅に向上する見込みであることから、戸建業務のさらなる上積みを狙う。15年9月期の売上高目標1,450億円のうち、戸建業務で900億円(同36.2%増)を確保する方針。このうちすでに3割は契約済み。

 18日会見した同社代表取締役の荒井正昭氏は「マンション業務と流動化業務は、経済環境の変化を考慮しておく必要がある。都心新築マンションの供給減、販売価格も上昇と、戸建業務にとってはビジネスチャンスであり、今後も安定的成長が見込める。同業務を成長ドライバーに、早期に売上高2,000億円を達成したい」などと語った。

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