不動産ニュース / 開発・分譲

2014/11/21

マンション建て替え事業を強化。権利調整から引き渡しまで一貫フォロー/伊藤忠都市開発

「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」の完成予想図
「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」の完成予想図

 伊藤忠都市開発(株)は、マンション建替事業および等価交換事業を積極拡大する。11月1日に、マンション建て替えの専門部署として、開発担当部署内に「建替推進課」を新設。このほど、新部署で初めて手掛けた「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」(東京都中央区、総戸数67戸)の販売を開始した。

 マンション建替事業では、これまで用地仕入担当部門の「マンション建替・再開発室」が権利者との調整業務を行ない、事業化が確定した時点で開発担当部署に引き継ぐ分業体制を組んでいた。今後は、新設した建替推進課とマンション建替・再開発室が緊密に連携、権利者調整から竣工検査・引き渡しに至る事業プロセスに対して一貫したフォロー体制をつくっていく。

 「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」の計画地は、長屋を含む木造住宅が密集していた地域で、18名の地権者がそれぞれ所有していた土地16筆・建物を同社が権利調整、共同住宅に建て替える。総戸数67戸の内、販売戸数は57戸。

 最寄りは、東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩6分。敷地面積は642平方メートル、鉄筋コンクリート造12階建て。住戸は、専有面積約40~72平方メートル、1LDK、2LDK、3LDK。販売価格は3,810万~7,190万円。

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