不動産ニュース / イベント・セミナー

2014/12/4

マンションの未来を語るシンポジウム、来場者8割が「コミュニティを意識」/三井不動産レジデンシャル他

 三井不動産レジデンシャル(株)、三井不動産レジデンシャルサービス(株)、サステナブル・コミュニティ研究会は、11月26日にマンションの未来を語るシンポジウム「Mirai Mansion Meeting」を開催、340名の来場を迎え、「未来の都市をマンションから考える」など3つのセッションやワークショップを行なった。
 
 「未来の都市をマンションから考える」のセッションでは、都市問題を最前線で説く建築家の藤村龍至氏や、三井不動産レジデンシャル代表取締役社長の藤林清隆氏、三井不動産レジデンシャルサービス代表取締役社長の岩田龍郎氏が、マンションにおけるコミュニティの可能性や未来について語った。
 「マンションの新しい捉え方」をテーマにしたセッションでは、チャイルドボディセラピストとして活躍する蛯原英里氏や、チームラボ代表の猪子寿之氏、社会問題に対してデザインの力で解決を試みるissue+desigh代表の筧 裕介氏が登壇しフリートークを行なった。「ネットワークが進んだ現代だからこそ、コミュニティの帰属は量や質ともに深く、だからこそマンションを開発する時点で、コミュニティに合わせたものを開発したらどうか」という意見が挙がった。続く「ミライ・マンション・ミーティング」では、一般参加者がそれぞれ理想のマンションについて意見を出し合うワークショップを行ない、活発な議論がなされた。

 来場者に行なったアンケートでは、約8割が「コミュニティを意識するようになった」と回答した。

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