不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/12/5

賃貸住宅の販売が堅調に推移。戸建て受注は大幅減に/積水ハウス15年1月期第3四半期決算

 積水ハウス(株)は5日、2015年1月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年2月1日~10月31日)の連結売上高は1兆3,040億8,000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益908億3,300万円(同12.9%増)、経常利益973億5,000万円(同15.9%増)、当期純利益561億2,100万円(同10.5%増)。

 主力の戸建住宅事業は、鉄骨戸建ての構法を統一し、部材点数を減らすなど生産・設計・施工の効率を改善。高級住宅シリーズの基本性能をアップするなど、販売も強化した。しかし、消費増税の反動減の長期化が響き、戸建て受注高は2,912億4,700万円(同34.2%減)と苦戦。売上高は3,201億8,800万円(同13.8%減)、営業利益346億6,300万円(同21.9%減)となった。

 賃貸住宅事業は、相続税対策ニーズが追い風となり、3・4階建ての販売が好調に推移。反動減の影響もあったが受注は堅調で、受注高は3,032億800万円(同9.9%減)と、戸建てに比べて減少幅は小さかった。同事業の売上高は2,850億1,700万円(同16.9%増)、営業利益296億8,700万円(同38.6%増)。

 なお通期については連結売上高1兆9,100億円、営業利益1,450億円、経常利益1,530億円、当期純利益890億円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。