不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/12/8

投資用1棟アパートの表面利回り、14年最低値から回復/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは4日、2014年11月期「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。11月中に、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが9.88%(前月比0.18ポイント増)と、14年の最低値となった前月から上昇。問い合わせ物件の表面利回りも12.01%(同0.15ポイント増)と上昇した。新規掲載物件の価格は6,733万円(同200万円減)、問い合わせ物件の価格は5,113万円(同133万円減)といずれも下落。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.63%(同0.77ポイント減)と下落するも、問い合わせ物件の表面利回りは11.15%(同0.38ポイント増)と上昇。物件価格は、新規掲載物件が1億8,622万円(同105万円増)と上昇、問い合わせ物件は1億5,301万円(同1,219万円減)と下落した。

 投資用区分マンションは、新規物件の表面利回りが8.89%(同0.01ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りが10.69%(同0.40ポイント減)といずれも下落。物件価格は、新規掲載物件が1,255万円(同76万円増)と上昇するも、問い合わせ物件の価格は967万円(同19万円減)と、わずかに下落した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆