不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/12/19

マンション賃料指数、東京23区は横ばいに/アットホーム、三井住友トラスト基礎研調査

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は19日、2014年第3四半期のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12エリアの賃貸マンションを対象として、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化した。

 当期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では東京23区101.00(前期比0.12ポイント増)、東京都下95.95(同0.83ポイント減)、横浜市・川崎市98.94(同0.01ポイント増)、埼玉東南部98.04(同0.94ポイント増)、千葉西部94.51(同1.26ポイント減)。

 地方都市では、札幌市104.11(同0.26ポイント増)、仙台市115.61(同3.01ポイント減)、名古屋市95.13(同1.24ポイント減)、京都市106.43(同1.46ポイント増)、大阪市104.31(同0.50ポイント減)、大阪広域96.88(同1.05ポイント増)、福岡市100.28(同0.59ポイント増)となった。

 首都圏では、これまで上昇傾向が目立っていた東京23区の上昇幅が縮まっている。地方圏では、京都市での上昇が目立った。そのほかのエリアについてはおおむね横ばいの動きが続いている。

 物件タイプ別にみると、東京23区はシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)99.08(同0.14ポイント増)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)101.74(同0.05ポイント減)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)97.68(同0.26ポイント増)と横ばい。

 京都市では、シングルタイプ99.57(同2.88ポイント増)、コンパクトタイプ123.39(同3.48ポイント増)と大きく上昇。ファミリータイプに関しては算出していない。

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