旭化成不動産レジデンス(株)は8日、同社初となる常設マンションギャラリー「アトラスコレクション」を東京都文京区にオープンした。
同社は、今後10年間でマンション建て替え累計100棟を目標としている。今後、都心部で小規模マンションの建て替え需要が増加すると見込んでおり、都心の小規模物件の共通モデルルームを常設することで、営業の効率化と環境負荷の低減を目指す。
アトラスコレクションは、東京メトロ千代田線「湯島」駅徒歩6分に立地。施設内には、モデルルームだけでなくセミナールームやコンセプトシアターなども設置。建て替えマンションの購入希望者に限らず、セミナーやイベント等を通じて管理組合や地権者等にも来場してもらうことで、事業創出にも役立てる。敷地内に防災備蓄倉庫を設置して、地元町会に寄贈。同施設でも防災備蓄品を常備するなど、災害時には地域の防災拠点として使えるようにした。
1月下旬から初弾として「アトラス新宿左門町」(東京都新宿区、総戸数36戸、販売戸数28戸)、「アトラス河田町ヒルズ」(同、総戸数41戸、販売戸数20戸)の販売を開始する。