(一社)プレハブ建築協会は13日、ホテルグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)で新年賀詞交歓会を開催した。
冒頭、挨拶した同協会会長の和田 勇氏は、「昨年は消費税増税の反動減で住宅業界は大変に苦しんだ。住宅は社会資本なので、軽減税率の導入を陳情し続けていきたいと思う。環境や人口減、少子高齢化などの問題においても、住宅は中心に回っている。今後も国民の皆さんが安心して住める家を提供していくのがわれわれの役目であり、住宅業界をあげて取り組んでいきたい」などと話した。
また、来賓代表で挨拶した太田昭宏国土交通大臣は、「経済対策と景気を伸ばす上で、住宅の果たす役割は極めて大きい。住宅着工が反動減から脱出できていないという状況を大変危惧している。住宅が日本経済の大きな牽引力になっていただけるよう、協力し、経済再建に向けて前進したいと思っている」などと述べた。
望月義夫環境大臣、宮沢洋一経済産業大臣、甘利 明経済再生担当大臣をはじめ、協会会員、国会議員、関係団体・官庁関係者など多数の来賓が出席。(一社)住宅生産団体連合会会長の樋口武男氏の音頭で乾杯し、盛会となった。